まずは、カツオブシの実物大のぬいぐるみを使って、カツオブシの作り方を説明。
削ったカツオブシは今回は食べるわけではなく、おいしい味噌汁を作るためにダシを取るために使うということを話しをしました。
その後、カツオブシ削りを行いました。園児クラスは2回目となるので上手にできていましたね。上手に削れるとシュッシュッといい音がして、小学生たちもとても楽しそうに削っていましたね。


次は味噌汁に入れる具を切りました。三陸のワカメと畑のネギを上手に切ってもらいました。畑のネギは青いところも余すところなく切ってもらい、味噌汁の具としました。

そしてダシをひきます。まずは北海道産のコンブを30分水に浸しておいたものをじっくり火を入れていきます。コンブから徐々にダシがでている様子を透明な鍋を使ってみんなで観察しました。ゆらゆら揺れて、コンブの切り口から泡がでてきたらコンブを出します。出した後は、みんなが頑張って削ったカツオブシを入れて沸騰させてまた取り除きます。
ダシをひくためだけに、ここまでの手間をかけることをみんなわかってくれたかと思います。
最後に具を入れて、その後入れるのが肝である味噌です。この味噌は、昨年の冬の親子遠足でみんなで仕込んだものが出来上がったのでそれを使います。作ってくれたのは、ときめ木の栗原さんたちが手作りで作ってくれたもので、とても奥深い旨味を感じられる味噌になっています。
それを子ども達に溶いてもらって、究極の味噌汁を完成させました!香りから違うのがみんなにも伝わっていて早く食べたいという声がたくさん聞かれました。


そして待ちに待った子ども達は、夢中で食べていましたね。おかわりもたくさんしてくれました。
ダシをとるためにたくさんの手間をかけて、その分とてもおいしい味があることを感じてくれたと思います。



今週のあおぞらノートは、学童のかけるくんです。カツオブシを削っている様子が上手に描けています。

来週は稲刈りの為お休みです。次回は、10/11(水)に畑作業をします。