昨年に引き続き、冬の親子遠足は東吾野に行きました!
今回は前回味噌づくりを教えて下さった、ときめ木の栗原慶子さんたちから杉の葉っぱを使った染物を教えて下さいました。また、前回は山に入って山のことを色々教えて下さったりコマを作らせてもらった木楽里の井上さんからは、今回はカンナ削りで木のシールづくりを行わせてもらいました。
畑では子ども達と一緒に野菜を育て、それを食する活動をしているわけですが、自分の着ているものについての理解を深めてもらいたいと考えていました。以前のあおぞらでも、綿を紡いで糸を作ったり、タマネギの皮で染物をしたりとしてきましたが、今回は杉の葉という山で出るものを使って染物をしてみました。
このような活動をすることで、身近に着ている服への関心は勿論のこと、今回は木の魅力についても別の観点から感じてもらえると思い活動しました。
まずは、布に大豆を入れて絞っていく作業です。たくさん大豆を入れたり、絞りの大きさを変えたりと子どもだけでなく大人も楽しめたことと思います。


上手に絞ったものを今度は、染めの工程に移ります。杉の葉を煮出してもらった液を使って色をつけていきます。杉の木が眠っているこの季節ならではの優しい色に染めあがるよと栗原さんのお話のとおり、すぐキレイなピンク色になってきました。最後に媒染液に付け込んで仕上げをしてもらうようにお願いして、次の場所へ!

木楽里では、まず代表の井上さんから木の効用について、子ども達にもわかりやすいようにお話してもらいました。杉やヒノキの特徴や、100年前イカダに流して木を売りに行ったことなどのお話に子ども達は熱心に聞けていましたね。
カンナ削りや、思い思いの木のシールをたくさん作ってとっても楽しかったですね!!


戻ってきて染物の絞りを取る作業を行いました。中々固くてほぐすのも大変でしたが、開いたときの子ども達からは大歓声があがりました。とってもキレイでみんなそれぞれの模様でしたね。

最後に、ときめ木の方々が作ってくれたおまんじゅうを食べてみんなで集合写真を撮りました。充実した東吾野での体験ができたと思います!

杉の葉を煮出したり、布の準備をしたり、おまんじゅうをふかしたりと大変ご苦労頂いたときめ木の皆さま、たくさんの木の魅力に触れさせてもらえた木楽里の皆さまにこの場をお借りしてお礼申し上げます。
今週のあおぞらノートは、小学生クラスのゆづちゃん。収穫祭の様子がとっても上手に描けていますね!

来週のあおぞらは、畑で冬支度を行います。