参加された方々は非常に楽しめたのではないでしょうか。私は農芸高校の学生たちのおもてなしに、大変温かい気持ちになり、とても素晴らしい活動になったと思います。
13時に瑞穂農芸に集合して頂き、お休みにも関わらずお越し頂いた校長先生の挨拶から始まり、担当の江森先生から今日の流れ、そして今日関わってもらえる学生の自己紹介をしてもらいました。
その後、学生たちが研究開発し本日作る「トマトパンについてのプレゼン」。瑞穂町の特産としてのトマトを使うことまたそれに向けた試行錯誤を発表してもらいました。


次は場所を代え粉加工室にて「こねる」作業を見学しました。ひとつひとつ材料を入れるたびに変わってくるパン生地に子どもたちは興味津々。こねる機械の速度が変わったことや良い生地の見分け方など気付いた子たちもいたのでびっくりしました。


そしてこねた生地を発酵させてる間に、瑞穂農芸の畜産科に遊びに行きました。東京都の農業高校の中でも珍しい畜産科があるのが瑞穂農芸です。校舎の中には豚や牛は勿論、犬やポニー、鶏やサルなどもたくさんいて驚きましたね。豚舎では担当の先生がエサを残しておいてくれダイコンの葉っぱを豚さんにあげることもできました。また、昨年の5月にフジテレビの「おじゃマップ」という番組で香取慎吾さんらが訪れ作った看板も見せてもらいましたね。
子どもたちも事前学習してきたので「あればホルスタインだーっ」と興奮気味に話していました。





さあ、発酵が終わった生地を今度は分割・まるめの工程を体験しました。各班に分かれそこに学生から直接やり方を教わりました。学生のお兄さんお姉さんから「上手にできたねっ」と褒められ満足げな子どもたちでした。



焼きの時間を利用して、学生たちから子どもたちと一緒に遊んでもらいました。事前に保育の勉強をして内容を考えてくれていたとのことで、子どもたちも大変盛り上がり、みんなお兄さんお姉さんが大好きになりましたね。最後には、一人ひとり手作りメダルのプレゼントをもらいみんな大満足でした!!
豆投げのゲームについては幼稚園でマネさせてもらう予定ですっ!!




焼き上がりにもう少し時間がかかる為、事前に作ってもらっていたトマトパンをおやつに頂きました。もちもちの生地とほのかなトマトの甘みが非常においしく!保護者の中から「どこで売っているの?買って帰りたい」との言葉が聞かれました。残念ながらまだ研究段階なので定期的には販売してないそうですが、今後に大変期待してます!!自分たちの作ったトマトパンは焼き立てをお持ち帰りできました。

最後に、学生たちと江森先生から一言ずつ頂き、保護者にとっては農業高校というひとつの進路について理解して頂けたと思いますし、子どもたちにとっても普段あおぞら教室で行っていることが発展していくと、お兄さんお姉さんのようなことができるようになるということを少し感じてもらえたことと思います。
何よりもお休みにも関わらずたくさんの先生方や学生たちが、関わり準備して頂けたことに深く感謝いたします。この場をお借りして感謝申し上げます。


来週のあおぞら教室は通常通り行い、日高にある「アンティカトラットリアダ レオ」のオーナーシェフ大野レオさんに来て頂きパスタ作りを行います。手作りパスタのお土産をお持ち帰りしますのでお楽しみに!