染めるものはというと、なんとタマネギの皮です!タマネギの皮を煮だすとうすい醤油のような色がでます。それを染液にして染物をするのです。
まず前回も来て下さった中山さんから今日の手順や染物についてのお話をしてもらいました。
その後、前回豆乳で描いた布を染液につけていきます。そして、15分ほど煮て冷まします。


その間子どもたちと、春を探そう!と題して畑に行きました。今までの寒さが少し和らいだこともあり、畑には様々な春の訪れを感じるポイントがあるのです。まず、ブロッコリーの葉っぱに春があります。
それは何かというと、ムクドリのウンチです。ムクドリは寒さが和らぐと畑に訪れブロッコリーの葉っぱやホウレンソウなどを食べるのです。その際に出すウンチが葉の上に残るというもの。
次の春は、チンゲンサイです。10月にまいたチンゲンサイで小さいものは、畑にそのまま残しておきました。するとこの時期には、真中からつぼみがでてくるのです。その中に一個だけ黄色の花が見えているものがありました。
春は意外なところにあって、もうすぐそこまで来ているのです。それを子どもたちと感じられたと思います。

さて、畑から帰ってきて染物に戻ります。タマネギで色をつけた後は、媒染作業です。媒染とは色どめのことです。せっかく染まっても洗ったり干したりすると色が落ちてしまうのを防ぐためです。
焼きみょうばんを使います。豆乳で描いた部分に色がでてきてそれを驚きながら、媒染液につけていきます。あとは、もう一度染液につけて一煮立ちさせて冷ませば完成です!干してからの持ち帰りとなるため、園児クラスには洗濯バサミで干してもらいました。干し方を練習したので、おうちでも手伝ってあげてね。


今回珍しい豆乳で染めましたが、描いたりするのが難しかったり色がうまくでなかったりと色々ありましたが、子どもたちと一緒に挑戦できてよかったと思います。また、来年度も染物をしますのでお楽しみに!
中山さん・貴明くんお手伝いありがとうございました!!
今週のあおぞらノートは、小学生クラスのあやかちゃん。いつもストーリー制があるあおぞらノートで先生は楽しませてもらっています。小学生クラスで描いたあおぞら教室の旗を描いているところですね。

来週は、うるう年の日でありますが通常通りあおぞら教室はありますので、宜しくお願い致します!畑仕事をたっぷりして泥メンコを作る予定です。