まずマダガスカルの音楽にのり、ダンスをしながらライブさんの登場です。子どもたちもびっくりしながらも、とても楽しい雰囲気に。踊りだす子もいました!
そしてライブさんの自己紹介と、マダガスカルの地理や生活・物価・自然や動物そして子どもたちの様子などを写真を見せながら話してもらいました。1円で焼きとりが買えることなど、子どもたちも驚いたようです。そして、マダガスカル語の練習もしました。こんにちは!はサラーマ。ありがとう!はミソーチャ。さようなら!はベルーマ。みんな覚えられましたか?


その後、ライブさんクイズをしました。園児クラスでは、お話を聞いていれば正解できる問題を考え、子どもたちに〇☓で答えてもらいました。小学生クラスでは、チームで相談し答えを書いて発表してもらいました。間違えた場合は、ライブさんと一緒にダンスを踊りましたね。


毎年恒例のマダガスカルのおやつも食べました。今年のおやつはラサーリという野菜入りの春巻きのようなものです。カレー粉が効いていてとってもおいしかったです!おかわりが殺到するほどで大盛況でした。


園児クラスではこの後、マダガスカルの昔話をして頂き、ウソをついてはいけないよということをお話を通して伝えてもらいました。
最後にマダガスカルの遊びとして、ヴェツリエというゲームをして外で元気に遊びました。ライブさんも入ってもらい、盛り上がりました!このゲーム、チームでよーく話合ったり協力したりすることで非常に盛り上がるので、今後のあおぞら教室で遊びたいと思います。

一緒に遊んでくれたり、色々なことを教えてくれたライブさんに最後にミソーチャ・ベルーマと挨拶をしてまた来年の約束をしました!
今回改めて感じたことがあります。私が何故このような国際理解教育を行いたいと思っているのかということです。
私がライブさんをおよびする理由としては、ただ日本とは環境も文化も違う国があるということだけを伝えたいわけではありません。
それは、小学生クラスのクイズの中で「ライブさんが考える日本の良いところは何でしょうか?」という問題や、「ライブさんが考えるマダガスカルの良いところは何でしょうか?」という問題を出すことで伝えられたのではないかと思います。
ライブさんの答えの中で、日本の良いところは人が優しいところ・電気が通っているところ・お金がたくさんあるところ。そしてマダガスカルの良いところは、お金がなくても楽しめること・子どもたちが元気なところ・何にも代えがたい自然があることです。
確かにライブさんという一個人の感じたことかもしれません。また、それを伝えることで大きなイメージを作りあげてしまうこともあるかもしれません。しかしそれは、マダガスカル人であり日本で暮らしているライブさんが確実に感じていること。それを、生の声として子どもたちに伝えていく。
そして、子どもたちも答えを出すためにライブさんの気持ちを考える。そのことで、子どもたち自身が日本のこと・マダガスカルのこと、ひいては自由な発想で自分たちのこれからを考えていくこと。そんなきっかけになったのではないかと思っています。
私が考えている国際理解教育とは、つまり人を介したものであり、その人の生の声を聞き、自分たちが気づき変わること。そんなことを考えてこれからも、子どもたちに接していきたいと思っています。
それでは、また来年までライブさんっ!ベルーマっトゥンプコ!!

来週のあおぞら教室は、ダシについて学びます。
今週のあおぞらノートは園児クラスのせいなちゃん。おいしいプリンが作れた絵が上手に描けていますね。
